待望の我が子が産まれて嬉しい反面、「何をしたらいいのか分からない」というパパも多いと聞きます。かく言う筆者もその一人でした。本記事では、子育てに多少なりとも戸惑いを感じているパパに向けて、「父親にできること」をお伝えしたいと思います。出産を控えているプレパパの参考にもなれば幸いです。
現代の子育てにおけるパパの役割

ひと昔前までは「パパは仕事をして家計を支え、ママが育児や家事をおこなう」というスタイルがわりと一般的でした。なぜそれが通用していたかというと、同居している祖父母をはじめ、親戚や近所の人が当たり前のようにママのサポートをしていたからだったりするのです。
しかし核家族化が進んだ現代では、親族や地域の人々とのつながりも希薄になってきています。そのため、そのような育児スタイル自体が成り立たなくなっているのでしょう。夫婦で(つまりパパも積極参加で)子育てをするケースが現代の主流となっているのです。
赤ちゃんが産まれてからすぐはパパにやることはないと思われるかもしれませんが、パパの協力なしでは家庭も子育てもうまくいきません。大切な命を夫婦2人で育んでいきましょう。
パパができること
ではここから、産まれたばかりの赤ちゃんやママに対して具体的に何ができるかについてお伝えします。言ってしまえば、授乳以外のことは基本的にパパでもできるんですよ。ぜひトライ&継続してみてください。
おむつ替え&ミルク

産後のママは体が回復しても、一日中赤ちゃんにつきっきりです。おむつ替えやミルクづくりは率先しておこなうようにしましょう。
(おむつ替え)はじめは妻に教えてもらい、その後徐々にスムーズにできるようになっていきました。一日何回替えられたか数えながら率先して替えるようにしています。
授乳はママにしかできないので、その代わりにげっぷさせるのが私の役目でした。ミルクをあげるときもできるだけ自分がやるようにしました。
沐浴(もくよく)

赤ちゃんを沐浴させるのは生後1ヵ月までというのが一般的だそう。つまり、たった1ヵ月程度しか経験できないことともいえます。仕事の日はなかなか難しいかもしれませんが、休日などタイミングが合うときにはぜひパパが沐浴させてあげましょう。赤ちゃんとの大事なスキンシップの時間にもなります。
初めてのときは全力で泣かれましたが、1歳になった今でもお風呂はパパの仕事として楽しくやっています。
沐浴は意外と体力を使うので、パパにお願いできて助かりました。
寝かしつけ

眠ったと思ったら急に泣き始めたり、夜中に何度も起こされたりするのは日常茶飯事です。なかなか眠らずぐずっているときこそパパの出番。日中頑張っているママを夜くらいはゆっくり寝かせてあげましょう。
抱っこしてゆらゆらと揺らしたり、スクワットしたりするのが効果的でした。それでも30分、1時間はやり続けることもざらでした。
家事全般

家の掃除、洗濯、料理など。産後のママは朝から晩まで赤ちゃんのお世話で疲れ切っているはずです。最近では家事を夫婦で分担している家庭が多いようですが、産後しばらくはママ担当の家事もできる限りパパが代わってあげましょう。
次男の出産後に1ヶ月育休をとったのですが、そのときに妻から「助かった」と言ってもらえました。妻をなるべく動かさないよう、一通りの家事をこなしてました。
家事はどの家事を手伝ってもらっても助かりました。授乳の時間に追われて動けれない時間も多く、思うように家事もはかどらないので、何を手伝ってもらってもうれしかったです。
ママに聞く・コミュニケーションをとる

何をやったらいいのか分からない場合は、ママに直接尋ねるのも手です。どうしても赤ちゃん中心の生活になると思うので、意識的に夫婦のコミュニケーションを図ることが大切にもなってきます。
夫が聞き役になってくれたおかげで、子育てのストレスを発散することができたと思う。
今日一日の子どもの様子を妻に聞くのを日課にしていた。その中で大変そうなことがあったら自分が引き受けて、少しでも妻の負担を減らせるように努めた。
ママからはこんな意見も
上記以外にもママからこんな意見がありました。
たまに友人たちとゆっくり過ごしたいときに、イヤな顔せず子どもの面倒をみてくれたのが嬉しかったです。
重い荷物を持ったり、子どもを連れてスーパーに買い物に行ったりするのは大変なのですが、仕事帰りや休日に必要なものをまとめて買ってきてくれて助かりました。
子どもを寝かしつけて一息ついたタイミングで労いの言葉をかけてもらったときはジーンときました。
まとめ
パパからしてみると、「ママのようには上手くいかない」なんて思うこともあるでしょう。でもだからといってママ任せになっては、本当の意味で父親になる日は遠ざかってしまいます。パパに限らずママでも最初は戸惑い、上手くいかないもの。やり続けることが大事です。それが赤ちゃんへの愛情表現となり、赤ちゃんはパパを信頼します。またママを労い、思いやりの気持ちを行動に移すことで夫婦の絆も深まります。子育て力を高めて、今まで以上に素敵な家庭を築きましょう。
この記事は2022年4月時点の情報です。
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