初節句とは、赤ちゃんが生まれて最初に迎える節句のこと。男の子なら端午の節句、女の子なら桃の節句のことを指します。
初節句を祝う行事は、古くから続く伝統的な風習として知られています。そのため、現代でも大切なお子様の健やかな成長を願ってお祝いするご家庭が多いようです。
でも、初節句のお祝いといわれてもどんなことをすれば良いのかわからないといった方も多いはず。
そんな方のために、今回は男の子の初節句の事前準備のアレコレについてまとめてみました。
どうすべき?端午の節句の疑問点について

五月人形と鯉のぼりは両方必要?

兜や鎧、弓太刀などの五月人形や大空を泳ぐ鯉のぼりなど、どれを飾るかは地域によって様々。五月人形と鯉のぼりを両方準備される方もいますが、必ずしも両方必要というわけではありません。
現代では、アパートやマンション暮らしの家庭も多く、鯉のぼりNGの物件だったり、ベランダのスペース的に飾ることが難しかったりする場合もあり、五月人形だけを飾るご家庭も多いようです。
五月人形や鯉のぼりは誰が準備するの?
五月人形を用意する際に気になることは、誰が準備するのかということ。昔ながらの風習を重んじるならば、母方の両親が買うのが望ましいとされています。
なぜ母方の両親が贈るの?

以前は父方の両親と同居することが多く、初節句のお祝いの席も父方の両親宅で開かれていました。この時に五月人形などの節句飾りまで父方の両親が用意してしまうと、初節句時にかかる費用の負担が偏ってしまいます。そうならない為にも、母方の両親が用意するようになったようです。
しかし現代では、核家族化が進み、パパママ子供のみで住んでいる家庭も多いですよね。そのため、今は誰が買っても良いとされています。購入する際には、きちんと両家で話し合っておくことが大切です。
父方・母方の両親だけではなく赤ちゃんのパパやママ、親戚の方が購入しても問題ありません。
いつまでに準備すればいいの?
五月人形や鯉のぼりは、春のお彼岸である3月20〜22日を過ぎると飾ることができますので、贈る際にはその時期を目安に贈ります。飾る期間のことを考えて、少なくとも端午の節句の2週間前には届くようにしておきましょう。
次男や三男にも節句飾りを準備すべき?

男の子が二人目、三人目と生まれた場合も同様に、それぞれに五月人形や鯉のぼりを準備してあげましょう。
節句飾りはお子様の健やかな成長を願うお守りとしての役目を担っています。そのため、兄弟でシェアしたり、お下がりを使ってしまうと、お守りが請け負っていた厄災や穢れが次男や三男にも引き継がれてしまうのです。
どんな五月人形がおすすめ?
「いつ誰が準備するのかは分かったけど、そもそもどんなものを購入していいのか分からない」なんて方もきっと多いですよね。最近では、従来の大きな五月人形よりも、コンパクトでおしゃれなものが主流になってきています。
お部屋のインテリアにもマッチしつつ、本格的な作りの五月人形をお探しの方は「インテリア鎧兜 ぷりふあ」がおすすめです。
おすすめ五月人形>>>【男の子の成長を祝福するインテリア鎧兜 ぷりふあ】
初節句のお祝いパーティーを開きましょう

一生に一度しかない初節句。せっかくなら盛大にお祝いしたいですよね。節句飾りやお祝いなどを頂いた方を、お礼の気持ちも込めてパーティーにご招待してみませんか?
誰を誘えばいいの?
一般的には、両家のご両親をお誘いします。関係性をみて、パパやママのご兄弟や親戚の方などを招待しても良いでしょう。
どこまで招待するかは土地の風習などもありますので、夫婦で一度話し合っておくことをおすすめします。
食事はどうすればいいの?

パーティーには、美味しい料理が欠かせませんよね。時間や体力に余裕があれば手作りしても良いですし、おめでたいことですから普段よりも少し良いものを食べに行くのも良いでしょう。
料亭などでは、初節句のお祝い用メニューがあるところもありますので、お近くのお店に問い合わせてみてくださいね!
内祝いは必要?
お祝いを頂いたら、お礼の品を内祝いとして贈るようにしましょう。ただし、パーティーに参加された方への内祝いは必要ありません。
予算は頂いたお祝いの1/3〜1/2程度が目安。紅白水引が蝶々結びされている熨斗(のし)をつけて、表書きには「内祝い」と「子供の名前」を記載してください。その際には一緒に赤ちゃんの写真を贈ると喜ばれます。
記念撮影を楽しんで

おめでたい日は、やっぱり記念撮影にも力をいれたいもの。目に見える形で記録すれば、子供が成長したときに、思い出話として一緒に楽しむことができます。
スタジオを予約してプロに撮影してもらうだけでなく、最近ではおうちでミニスタジオを手作りして撮影する方も多いみたいです。まだ座れなかったり、立ち上がれなかったりする赤ちゃんでも、寝ている姿で作品をつくる「寝相アート」なら、ママパパでも簡単におしゃれな写真が撮れちゃいます。
キュートにおめかしさせちゃおう!

写真撮影する際には、赤ちゃん自身もおしゃれにキメたいですよね。そんな時におすすめなのが、モチーフタイプのベビー服。タキシードタイプや、くまちゃんなどの着ぐるみタイプなど様々なものが販売されています。また、金太郎や桃太郎などのこどもの日にちなんだコスプレをさせるのも人気です。
まとめ
以上、意外と知らない初節句の事前準備についてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。
初節句の準備は意外と時間がかかるので、早め早めに行動する事が大切です。赤ちゃんが生まれたのが3月や4月でお祝いをする準備する時間が無く、産後でバタついている場合は翌年に行ってもOK。
おめでたい初節句を存分に楽しんでくださいね!
また反対に、初節句をお祝いする予定があったり、実際にパーティーに招待されたりしている方もいらっしゃると思います。下記の記事にこどもの日のご祝儀の相場やおすすめのギフトなどをまとめていますので、ぜひ読んでみてください。
この記事は2022年6月時点の情報です。
コメントを残す