安定期に入って落ち着いてくると心にも余裕ができ、赤ちゃんを迎える準備を考え始める頃ではないでしょうか。でもそんな時、初めての出産だと何を準備していいかわからないとお悩みの方も多くいらっしゃると思います。
予定日の少し前から準備し始めようと思っていると、お腹の子が成長し動きにくい時期になってしまったり、予定日よりもかなり早く生まれて何も準備できなかったりなど、初めての妊娠では予想できないことがたくさん。
また、何が必要になるかわからないからと心配になり、色々と準備したくなる気持ちもわかるのですが、「結局使わなかった」とならないように買うものは慎重に選びましょう。
今回は、出産前に何を準備していいかわからない方のために、動ける時期にしておいた方がいいことや、出産時の病院に持っていった方がいいもの、反対に持っていかなくてよかったものを先輩ママにアンケートをとってみました。
出産前の動ける時期にしておいた方がいいこと
赤ちゃんの寝床作り

出産前に絶対やっておかなければならないことは、赤ちゃんの寝床を整えておくこと。繊細な赤ちゃんを迎えるためには、お部屋を清潔にしておくようにしましょう。出産後は赤ちゃんのお世話でてんやわんやしてしまい、お部屋の片付けにまで気が回らない場合も多く、事前に大掃除しておけばよかったという声も。
予定日よりも早く産まれることがあるかもしれないので、寝床作りはゆとりを持って行うようにしましょう。
虫歯などの歯科治療
「陣痛が始まったと思ったら、なんだか歯まで痛み出してきた!」 こんなことになってしまっては、上も痛けりゃ下も痛いで困ってしまいますよね。そうならないためにも、出産前に歯医者さんに行ってチェックしてもらいましょう。
妊娠中に歯医者さんへ行く場合には、安定期(妊娠5〜8ヶ月)のうちがおすすめ。初期は少しのストレスで流産してしまったり、後期はお腹の張りが辛く動きづらいと感じる方も多かったりするため、比較的安全な時期に行っておきましょう。
いろいろなところへ旅行

生まれてすぐの赤ちゃんは免疫力も乏しいため、出産後しばらくは旅行しようという気にはなれません。また、子供が生まれてから約20年ほどは親子で一緒に旅行することになる場合が多く、夫婦二人だけで旅行にいけるのはかなり先になってしまうので今のうちに楽しんでおくのもアリです。
現状では新型コロナウイルスが猛威を振るっているため、以前のように観光するのは難しい部分もあるかもしれませんが、旅館に泊まるだけでも、出産前の旅行としては楽しめるのではないでしょうか。
入院中に持っていってよかったと思うもの
ペットボトル用ストローキャップ

出産後は体力の消耗も激しく、起き上がることすらままならないなんてことも。そんな時に便利なのが、ペットボトルに装着してストローが刺せるようになる専用キャップ。
水筒のように毎日洗ったり、飲み物を補充したりするのは少しめんどくさい。ストローやペットボトルなら必要に応じて取り替えることができるので、清潔な状態を保つことができます。
カメラ
赤ちゃんが誕生する瞬間をカタチにして残したいと思う人も多いはず。また、初めて抱っこした瞬間や退院時の記念撮影など、記録しておきたいタイミングはたくさんあります。
スマホで手軽に撮影しても良いですが、せっかくの記念すべき日ですので普段とは違った方法でちょっぴり重々しく丁寧に記録に残してみるのも良いのではないでしょうか。
また、コロナの影響で出産時に立ち会うことができないことも。病院によりますが、立ち会えない人のために、カメラと三脚を持参すれば出産の様子を撮影してもOKといった病院もあるようです。
他にも「スマホの充電が切れてしまった!」といった場合にも、別でカメラを用意しておけば安心です。ぜひご自身にあった方法で、思い出を写真や映像に刻んでみてください。
チョコレートやパンなどの食べ物

病院が用意してくれる産後食では足りず、お腹がぺこぺこになってしまうという声も。赤ちゃんを産んだ後は体力を消耗していたり、産む際にできた傷を治したりといつも以上にエネルギーを必要する場合も多いようです。
以前はパートナーや親戚の差し入れなどで食べ物を持ってきてもらうことができていましたが、現在はコロナの影響で面会禁止の病院が増えています。小さな病院だと売店などもないため、事前に日持ちのする食料を持っていっておいてもいいかもしれません。
授乳クッション
赤ちゃんに授乳するタイミングだけではなく、ドーナツクッション代わりとしても活躍。自然分娩や計画分娩で赤ちゃんを産むと、やはり下腹部には傷を負います。普通に平たいものの上に座ってしまうと、傷口を刺激し激痛が走ることも。
授乳クッションのような円座クッションを使用することで、負傷してしまった部分を刺激することなく比較的痛みを伴わずに座ることができます。
病院に持っていったけど結局使わなかったもの
娯楽用品
40代ママ
空いた時間で読むために本を持って行きました。けれど出産後はやることも多く、読む気にもなれませんでした。
出産してから退院するまでだいたい1週間程度あるため、空いた時間に楽しめるものを持っていったものの、授乳や赤ちゃんのお世話でそれどころではないことも多いようです。
オムツ・お尻ふき
40代ママ
生まれてくる赤ちゃんを想ってオムツやお尻ふきを持っていっていましたが、病院で準備してくださっていました。
病院によって準備してくださっているものの種類は違いますが、荷物を減らすためにも事前に何を持っていったらいいのか病院に訪ねておくと安心です。
退院時のセレモニードレス
30代ママ
きれいなドレスを着せて退院するものだと思い持って行きましたが、コロナの影響もありおめでたい雰囲気を楽しむどころではありませんでした。
コロナ前であれば退院時には記念撮影したりおめでたいムードを楽しんだりしたものですが、現在ではおめでたい瞬間であってもできるだけスピーディーに密にならないように行動することが求められるようです。
まとめ
今回は、出産前にやっておいた方がいいことや、入院中に役に立ったもの・必要がなかったものをご紹介してみました。
最初にお話したように、出産前の準備をする上で大切なのは、 余裕を持って準備をすることと、必要最低限に留めておくということ。初めての妊娠では、何をどうしていいかわからない方も多く不安に感じているママさんも多いと思います。
この記事によって少しでも不安な気持ちを解消することができますようにと、願っています。
この記事は2022年4月時点の情報です。
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